172 : 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[] 投稿日:2015/06/03(水) 11:24:34.22 ID:Tjlkxmxy0.net [1/5回]
関西の地方に住んでいるのですが、
私の故郷には特殊な言い伝えのようなものがあります。
代々、三人が先代から物語を聞き、
それを後の世代に同じように話す。それだけです。
年齢や性別を含めて、選ばれる理由に決まりはないです。正しく受け継ぐという決まりのため、記憶力や健康面を考量して、年齢が若人が選ばれるのが一般的です。
先代が一人を選び、それを自分の意思で了解できれば、男女年齢構わず問題ないそうでした。
しかし、女性はできるだけ避けた方がいいようで、これまで女性が選ばれることはほぼありませんでした。
そして、私の弟がその一人に選ばれました。
私はあまり父親と仲が良くなかったため、成人すると同時に都心に移り住みました。
田舎に良い思い出があるわけでもないですしね。
受け継ぐ話の内容をお書きします。
勿論、私なりに砕いてお伝えします。
173 : 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[] 投稿日:2015/06/03(水) 11:25:21.17 ID:Tjlkxmxy0.net [2/5回]
私たちは山と共存して暮らしてきました。
生と死を全て山を通して生きてきたのです。
山には神様がいました。神様が山を作ったとも、みなが山を崇拝することで神様が生まれたとも。
女性の姿の神様は、神でありながら魔物でもあったようです。
魔物を神として崇めたとも伝えられています。
赤い着物を着た美しい女性の姿で現れ、時に動物の姿を借りる。しかし、実際の姿はとても醜くく、獣臭い悪臭を放つとか。
その醜い姿を見た物は怒りを買い、ズタズタにされるらしいです。
度々、男を魅了しては連れ去るようです。
自分が醜いことと、嫉妬心が強いことから、女性を嫌悪するため危険だとか。
神が神であることに必要なことは、存在の認知です。
人が崇拝することで魔物から神となるのです。
そうです。
名前、姿形、物語を伝えるために選ばれるのです。
先代とともに霊山に行き、儀式を行い、話を伝える。
絶対に覚えるまで繰り返すようです。
私の故郷では三の数字は特別でした。
それ以上でも以下でもダメです。
そして、万が一のための保険にもなり得るからです。
なので、受け継いだものが三人同時に入ることは禁じられていました。
弟がそれを口伝で私に伝えてきました。
その少し前から、色々な動物に威嚇されると怖がっていました。
私が山に行くことになるかもしれません。
176 : 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage] 投稿日:2015/06/03(水) 12:15:46.72 ID:WDrDdZEO0.net [1/1回]
暗に弟が死ぬって言いたいの?
原因不明で死んで、次は私です、て所までちゃんとストーリー考えてから書き込んでください
177 : 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[] 投稿日:2015/06/03(水) 12:24:50.72 ID:Tjlkxmxy0.net [3/5回]
>>176
弟はそう思ってるようです。感じてはいないようですが。
私は死ぬほど怖いです。
私自身が父親や母親とは仲が悪く、真偽を確かめることができないのです。
弟の悪ふさげとかではないか、どこかいまだに信じられない
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