214 : ナポリタン村井 ◆4.NMMMMMMM @\(^o^)/[] 投稿日:2015/06/06(土) 20:42:35.21 ID:1mzfKdfX0.net [1/1回]
夜中に肝試しで父と自分の2人でもう使われていない森の奥にあるプールに行くことにした
真っ暗な木々の間をわけもわからず進んでいた
懐中電灯を持っていないのに自分達が歩いてる道が光っていたのが謎だった
しばらくそのまま歩いているとプールに到着
その瞬間にここは昔イオンがあった場所でそれが潰れたことを思い出した
こんな廃れた森の奥にあるのに自販機は未だに点いており驚いた
目的のプールは本当に廃れていてプール特有の青いタイルも全然青く見えなかった
父が、持ってきた水(俺がペットボトルに入れて持ってきた)をプールに入れようwwwみたいな感じで言ってきたが怖いしなんか起こったら嫌だし早く帰りたいしで猛反対したら諦めてくれた
そんな話をしてる時に木々の奥で何かが光った気がした
俺は「なんかいる!なんかいる!!怖いって、早く帰ろう!!!」と言って父を急かして帰ることにした
元来た道を上手く帰れないとまずいことが起きるということを行きの道では知らなかったのに、その時にはそういうルールがあることをなぜか把握していた
その瞬間に自分達がゲームの世界に入ったような感覚に陥った
怖いので父の服の背を掴みながら半ば早歩きで木々の間を歩いて行った
途中で動物の鳴き声が聞こえたのが怖くて父を更に急かした
たまに目を瞑ったりして気を紛らわして歩いていた
父が「ああ怖えよこれ・・・全然前に進んでる気がしねえ・・・・・おまえが俺の背中を引っ張ってるのかもわかんねえ!おまえ俺の後ろにいるよな!?」「大丈夫、いるって」という会話をしていたら、突然周りの道が明るくなりゴールみたいな雰囲気の場所に来た
周りにあった木々などが消えており水たまりや草があるだけのさっきよりマシな世界
奥から光が照らしていて安心し、
更に進んでいくとまた辺りが暗くなりクイズで不正解だったときの「ブッブー」というSEが直接脳内に聞こえた
父が「嘘だろおい正解じゃないのかよ!」と言いいつ更に先に進んでいくとずっとこの道をループしており全く先に進めている感覚がなくなった
頭がどんどん痛くなっていき頭が破裂しそうになったときに目が覚めた
あと2、3秒遅れていたら死んでいたかもしれない
先祖が守ってくれた感ある
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