498 : 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[] 投稿日:2015/06/23(火) 03:03:54.91 ID:RdZHUr5Z0.net [2/16回]
霊感の無い俺が、だいぶ前に体験した話。
大学時代の先輩から飲み会に誘われた。
なんでも経営者とか個人事業主が多い飲み会らしい。
俺はこっちに上京したばっかりの新入社員で、慣れない一人暮らしをはじめた頃だった。
俺は大学の先輩に上京してきたことを電話で話し、それから何度か会うようになっていた。
そんでもってちょっとこっちに馴染んできた時に飲み会に誘われた。
実は先輩、ネットワーク系のビジネスやってて、久々にあった2~3回目に誘われたんだが、
俺には絶対にむかないので丁寧に断ったw(人見知りだし)
先輩は「そっか」くらいでそれ以上の勧誘なし。
そんでもって、それからも先輩とは普通に会ってた。
そして上に書いた飲み会のお誘いがあった。
もしかして何かの勧誘かな?と思って、聞いてみると
先輩は「違うよw俺も友達に誘われただけ」とのこと。
先輩いわく、その友人すらネットワークとは関係ない人だそうだ。
「ただいろんな人がいるし、いろんなこと聞けるんじゃないか」
という興味で参加しようと思ったらしい。
そこに俺も誘われた。
499 : 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[] 投稿日:2015/06/23(火) 03:05:41.13 ID:RdZHUr5Z0.net [3/16回]
「ただいろんな人がいるし、いろんなこと聞けるんじゃないか」
という興味で参加しようと思ったらしい。
そこに俺も誘われた。
なんでも俺と年齢的に大差ない20代くらいの経営者が多いらしい。
そういう世界もあるんだな、と俺も興味津々で参加した。
で、その飲み会の席ね。
行ってみると10人程の男女が。
確かにみんな若い。
40代なんてパッと見いなかった。
で、男連中に混じって女がいたの。
仮にこれをA子と呼ぶ。
第一印象は痩せててちょっと不健康そうに見えた。
そんで皆が皆知り合いじゃない(俺なんて先輩しか知り合いいない)から、
飲み物頼んでみんな自己紹介。
500 : 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[] 投稿日:2015/06/23(火) 03:08:43.53 ID:RdZHUr5Z0.net [4/16回]
みんな「これから会社を設立する」とか、「この会社経営してます」「税理士の勉強してる」とか。
先輩も会社立てたいってこと話してたw(初めて知った)
俺はというと、あんまりお金ー、とか自分の会社ーって考えたことなかったよ。
だから、「上京したてで、○○系の会社に勤めてます」ってありのままのことをいった。
そしたら誰かが「○○系? なんて会社?」って聞くの。
俺も聞かれてポロリと「◆◆(会社名)です」って答えた。
すると何人から「おおー」とかいう声が漏れた。
俺が勤めてる会社はいわゆる大手の企業。
新人だし全然威張れないんだけどさ。
ただ名前が知れてる。
そんな感じで自己紹介していき、そのA子の自己紹介になった。
なんと、A子は既に自分の会社もった、女社長だった。
それを聞いて俺は素直に感心した。
あとでわかるんだが、A子の歳は20代後半。
そして、今、この席にいる大半はA子の知人らしい。
みんな「Aちゃん」と愛称で呼んでいた。
そして全員の自己紹介終わってから、談話タイム。
俺なんかは人見知りだし、緊張しっぱなし。
しばらくすると、A子が俺の前に来た。
501 : 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[] 投稿日:2015/06/23(火) 03:10:36.41 ID:RdZHUr5Z0.net [5/16回]
「はじめまして。A子です。」
「こちらこそ、はじめまして。俺です」
みたいな感じで話し始めた。
「A子さん、会社持ってるってすごいですね」
「そんなことないですよー。
俺君は◆◆に勤めてるなんてすごいじゃないですかー」
地声なのか作ってるのか、A子は可愛らいい声をしていて、
なんとなくキャバ嬢とかってこんな感じにしゃべるのかなあ、と思った。
実際は行ったことはないけど、イメージで。
「俺君、今度ご飯食べに行こうよ」とか、
「SNSやってますか?」「アドレス交換しよう」とあれよあれよと話を持っていく。
ますますキャバ嬢っぽいなあ、とおもったが、A子の見た目は、黒髪&黒い服のせいか地味だし、
先にも書いたように、痩せてて不健康そうだからあんまり色気はないんだよね。
で、A子の会社ってのが、かなり特殊な世界。
アート系で、体に 絵を描くとかいう
そういう事業。
これ以上は伏せるけどw
俺はそんな世界は知らなかったし、ただただ感心した。
そして俺の従姉妹で美大に行ってる奴がいて、就職に困ってると聞いていたので
(従姉妹は絵画専門で、デザイン系の会社に行きたくてもパソコン知識無し)
その話をしたら、A子は「仕事紹介するよー」と言ってくれ、会社の名刺ももらった。
そんな感じで、A子とその場で予定を決めて、また会うことに。
0 件のコメント:
コメントを投稿