米セシルホテルのエレベーターで奇妙な動きを見せるエリサ・ラム
彼女はこの後、ホテルの屋上に設置された給水塔の中で溺死体で発見された。
しかし、ラムがどのようにして、警報装置付きの施錠されたドアを開けて屋上に出ることができたのか、そして
なぜ密閉された貯水タンクの中で死に至ったのか、死因は特定できないままにいる。
ロサンゼルス市警の記録によると、1920年に建てられたこのホテルでは、20年代、30年代に人が死ぬ事件が多発し、
60年代には女性が飛び降り自殺をしている。80年代には「ナイトストーカー」「峡谷の侵入者」の異名で知られる
連続キラーリチャード・ラミレズ(Richard Leyva Ramirez)が、宿泊代がまだ14ドルだった当時、14階の部屋に
滞在し、その後、14人をあやめた(有罪判決は13人)。現在はカリフォルニア死刑囚監房に投獄されている。
さらに、「ウィーンの絞殺魔」「ジャック・ザ・ライター」「刑務所の詩人」として知られたオーストリアの
キラージャック・アンターウェガー(Jack Unterweger)(下写真左)は、ウィーンとプラハで複数の売春婦を殺害
したのち、ロサンゼルスの同ホテルに滞在中に、部屋に連れ込んだ近所の売春婦3人を殺害。アンターウェガーは
複数の国で計11人を殺害後、マイアミで逮捕されたが、1994年にオーストリアのグラズカラウ刑務所で首吊り自殺
している。その後も「セシルホテル」は、現在にいたるまで複数の犯罪が報告されているが、その多くが残忍であり、
奇怪なものばかり。
160 : 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage] 投稿日:2016/02/20(土) 13:36:06.57 ID:vyADuOCC0.net [2/2回]
>>159 続き
このホテルに32年間住んでいる89歳のバーナード・ディアズさんは、ロサンゼルスタイムズ紙の取材に対し、ラムが
行方不明になった夜に、「上の階から聞いたこともないような激しい物音が聞こえた」という。また、その夜、三階
と四階の間で配水管に何らかの障害があり、ホテルの水が氾濫してフロアが洪水状態になったとも話した。
警察によると、ラムのロサンゼルスでの滞在目的は不明だが、旅行中は、行方不明になる直前まで友人や家族と連絡
を取っており、最終目的地がカリフォルニア州中部サンタクルーズだったことは判明している。また、ホテルの従業員
によると、彼女が誰かといるところは一度も目撃されておらず、始終単独行動だったという。しかし、セシルホテルの
エレベーターに設置された防犯カメラに映るラムの様子を見ると、本当に彼女が「ひとり」なのだろうかと思わせる
奇妙で偏執的とも取れる姿が数分間に渡って記録されている。
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