昔、実家の離れにある倉庫=木小屋の2Fのダンボールにエロ本が隠してあった。
子供だったから一体誰の?とかは考えてない。
小さい頃の俺はよく隠れて読みに行っていた。
そこは電気がないので日中しかいけない。(日中の光でしかエロ本が読めない)
例によって母が買い物に行って、俺しかいなくなったので読みにいった。
木小屋の2Fで興奮しまくりで読んでいると
ガタンガタン
1Fの戸が開く音がした。やばい。父ちゃんかな?怒られると思った俺は木箱の影に隠れた。
ギィ・・・ギィ・・・・ギシギシギシ。
誰かが階段を上ってくる。
チラリと除くと階段から頭だけが見えた。
849 : 2/2[] 投稿日:04/08/19 03:45 ID:tLWd6NJm [2/2回]
・・・・・なんというか、階段を上ってくる人の顔は砕けていた。
斜めにズレすぎている。ひどい顔。
でなぜか、エロ本と・・・草取り鎌を手に持っている。
ホッケーマスクをかぶってないジェイソンという感じ。
俺は、その人が階段を上る前に、
2Fの横の窓から飛び降りて、家に駆け込んだ。
でも家には誰もいないので、そのまま通りぬけて
交番にかけこんでわめきちらした。
警察官と親を連れて戻ると、その人はいなくなっていた。
でもエロ本はそのまま残っていた。家族で倉庫に鍵を取り付けることにした。
エロ本おじさんは一体なんだったんだろう。
・・・・・20年後。
古びた実家を売ってマンションに引っ越した親父が俺に話してくれた。
「お前が騒いでたエロ本事件あったやろ。
あのダンボールの中から小さい女の子の耳とか出てきて大変だったんやで。」
俺はいい年こいてちょっとチビってしまった。
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