377 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/04/19(土) 14:50:13 ID:suESN5GN0 [1/5回(PC)]
同期Iの話。
Iは霊感ゼロで、霊なんてこの世にいないときっぱりと言い切るようなヤツ。
対して俺は、小さい頃から気のせいでなければ何度か見ている程度の霊感の持ち主。
先日、会社の花見が都内某公園で行われた。酒がただで飲めるってことで、
俺たちは後先も考えずに飲みまくった。
まだちょっと寒かったせいか、上司は早々と引き上げキャバクラへ。若手だけが残されたため、
かなり羽目を外していたと思う。
そんな中、俺はトイレに立った。なぜかIも着いてきて、二人でトイレへ向かう。
しかし、先ほどから何度も行ったはずのトイレだったのになぜか迷ってしまい、
俺たちはふらふらとトイレを求めて園内をさまよった。
気が付けば、池の淵にたどり着いていた。この辺りは桜がないため、人はまばらで薄暗い。
「あっち方で立ちションするか。人もいないし」
Iが提案した。尿意がかなりピークに来ていたので、酔っぱらっていた俺はそれに同意。
池の淵をぐるりと周り、人気のない場所で俺たちは池に向かって用を足した。
元の場所に帰ろうとした道の途中で、俺たちは倒れている女性を発見した。
髪が長く、シャツとスカート姿で、OLっぽい感じ。酔っぱらって眠っているようだ。
しかし、俺は彼女を一目見たとたん、何とも言えない感覚に陥った。
言葉で言い表せないが、「近づいてはいけない」という信号のようなものが脳みそに直接伝達される感じ。
犬塚の方はは何も感じていないようで、親切心か、女性をゆすりながら話しかけた。
「おーい、大丈夫ですかー?」
肩を押し上げて上向かせる。女性の顔が、長い髪の間から見えた。かなり美人だ。
どうやらIの親切心はスケベ心に変わったようで、「起きれる?」と言いながら抱き上げようとしている。




