2016年11月4日金曜日

【後味の悪い話】世界各国の名作文学のあらすじを面白おかしく伝える

916 : 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[] 投稿日:2015/05/30(土) 04:04:35.13 ID:/9CgfbDr0.net [1/4回]
往年の伝説の子供番組、「ウゴウゴルーガ」にて、
という子供番組のものとは思えないシュールなコーナー
があったのだが、その上に紹介される作品が後味の悪い終わり方をしているものばかり。
例をあげると、

カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー
不仲な貴族一家の父親が使用人(実は隠し子)に殺され、その使用人は自殺、長男がその罪を着せられる。

車輪の下 ヘッセ
優秀な少年が都会の名門神学校の試験に合格し入学するも心身を壊し挫折、地元に戻って工場で働くが
酔った勢いで川に落ち水死。

異邦人 カミュ
反社会的思考回路を持つ主人公が非合理な行動をとり続けた挙句、アラビア人を射殺して死刑判決を受けるが
本人はなぜかそのことを喜ばしく思っている。




917 : 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[] 投稿日:2015/05/30(土) 04:05:51.92 ID:/9CgfbDr0.net [2/4回]
羅生門 芥川龍之介
荒廃した中世日本の羅生門にて主人公は死体の衣服をはぐことを生業とする老婆との邂逅を通じて人間の
浅ましい本性に目覚める。

河童 同
主人公は河童の国に行きさまざまな体験をして帰るが、人間社会に嫌気がさし再び河童の国に行きたくなる。
しかしそこは精神病院のベッドの上であった。

ガリバー旅行記 スウィフト
主人公ガリバーは難破した果てに様々な国を旅するが、それが彼にもたらしたものは人間に対する失望のみであり
故郷に帰りついても馬にしか心を開けなくなる。

変身 カフカ
懸命に働いて家族を支えてきた主人公はある日突然虫に変身。働くこともできず家族からも邪険に扱われ息絶える。

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